モノづくり塾「ZIKUU」だより – 令和8年4月

だいぶ気温も上がり過ごしやすくなりました。

Tailscaleメッシュネットワークにすべてのコンピューターが接続されたので、この月からは自宅から塾の開発機やAI機に接続して作業する日が増えました。

お知らせ

大阪のシマノ自転車博物館の特別展『自然素材を活かした自転車』展に、塾長の木製フレームロードバイクWP1が展示されました。この特別展は来年3月までやっています。


構想

文明の最小単位を作る話

ZIKUUは、生活空間、作業空間、設備や道具といった物理層、論文、文書、書籍、教科書、データベースなどの記憶層、人とAIの思考層、人という判断層が折り重なった文明の最小単位だという話、その最小単位が連なった村について書きました。

水車のロマン

さらに文明を動かすのに必要なエネルギーについて、水車に焦点を当ててまとめています。
これは村サイズの文明を支えるのに適した方法として注目しています。

ZIKUU v1.0のまとめ

そして、ZIKUUの構成要素であるソフトウェアシステムについてのまとめ記事を書いています。


研究

AI時代の情報空間観測 — 研究テーマメモ

AI生成コンテンツの急増により、情報環境の構造が歴史的に変化しつつあり、AIの登場により、人類史上初めて、情報生成主体が情報受信主体より多くなった点を無視できないという話です。
この記事では、情報空間の観測が重要になるということを書いています。


システム開発

ZIKUUのソフトウェアシステムは、データ収集を行い内部の知識として構造化する、それを他視点で観測するというものが中心にあります。4月は、知識の構造化と観測アプリを作っていました。

Pivot Service

Pivot Serviceが一応の完成となり、本番サーバーに配備しました。日々、国際ニュースを集めてPivotデータを蓄積しています。
また、Pivot Serviceにデータを投入するときに仲介をしてくれる、Pivot Gatewayを開発して運用を開始しました。

World Eye

国際ニュースを収集して、国別にトピックや出来事の温度感を見るための観測アプリケーションを本番サーバーに配備しました。

Repository Explorer

ZIKUUのソフトウェアシステム全体を解説できるエージェント的なソフトウェアについて検討を始めました。ZIKUUのシステムは、ZIKUU以外の場所や組織でも、そのまま手直しせずに稼働できるように設計していますが、カスタマイズや障害対応を支援するシステムが必要です。

Earth Vision

JAXAが提供するAPIを利用して、人工衛星による観測データを取り込んで地図上にマッピングする観測アプリケーションです。取り込んだデータはPivot Serviceで分析できるようになります。


早いもので、ZIKUUを開いて2年が経ちました。

必要なものを一つずつ、コツコツと組み立てながらやってきましたが、この態度は今後も変わりません。世の中の動きを見つめながら、コミュニティーに必要なものを揃えていきます。

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