月謝等の使いみち

仕上げサンダーを入手しました。

これまでランダムサンダーはあったのですが、家具くらいの大きさのものを作る機会が増えそうなので仕上げサンダーはあると便利な道具です。

モノづくり塾の土地、建屋、機械設備は法的には私個人の所有物ですが、塾生全員が許可なく自由に使えるという観点では公共物に近い位置づけになります。手洗いを外に設置したのも、気兼ねなく自由に使って欲しいと考えたからです。

塾生には、入塾時には月謝1ヶ月分の入塾費と毎月の月謝を支払ってもらいます。これらは大きな金額ではありませんが、基本的に設備投資と消耗品の購入や材料費などに使ってしまいます。私としてはより良い環境を作ってそれを維持できれば良いという考えです。

利益が欲しければ別のところで頑張れば良いと考えていますし、月謝等を生活費に当てません。「これで食べていこう」という考えで塾を運営するなら、今の料金設定は実現できません。

塾生にとってみれば、塾生が増えれば使える機械や道具が増えるわけですから、みんながお得なシステムです。

モノづくり塾は、モノづくりを実践しながら学ぶ場所ですが、例えば、ここで塾生と作った治具や加工機械を持ち帰ってもらって、自宅の作業環境を充実させて欲しいと思っています。私がやったように15年も続ければ、塾並みの環境ができるかもしれません。そうすれば「モノづくりをする人たちの共同体」として発展していくと考えています。

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