今やコミュニティ運営には欠かさないと思えるほど人気のDiscord。仕事向けっぽいSlackと並んで利用者が多いコミュニケーションプラットフォームです。
簡単なプログラムを書いてボットやWebhookを作って組み込めるのが魅力です。
モノづくり塾のコミュニティ・塾生向けDiscordサーバーにも、ボットをいくつか組み込んでいます。今まだ、それらは個別に起動・停止していましたが、昨夜、サーバーのメンテナンスのタイミングでDocker Composeを使って、全起動・全停止、個別起動・個別停止ができるようにしました。塾のコンピューターシステムのお守りは私一人でやっているので、効率化できるところは効率化しなければ身が持ちません。
AIチャットボット
上のスクリーンショットはGitHubに上げたAIチャットボットのREADMEドキュメントです。常時起動のGPUサーバーがないので、今はCPUで推論する小さなモデルを使って軽く文章生成をしてDiscordに投稿しています。今は「お遊び」レベルですが、いずれ大きなモデルを動かせるGPUサーバーを構えて、AIを使った常時稼働サービスを充実させたいと思っています。(参考記事:AI学習環境の整備構想)
ひまわり画像投稿Webhook
気象衛星ひまわりの最新画像を投稿するWebhookです。
とても簡単なプログラムなのでDiscord拡張を書きたい人の入門プロジェクトとして使えると思って作ったものです。(参考記事:気象衛星『ひまわり』の画像をDiscordに送信する)

塾長の在席を検知するボット
塾長が塾にいるのかいないのか?それがわかると便利だと言われ作ったボットです。不在から在席に、在席から不在に状態が変化するときの検知が少し難しくて、確実な検知と引き換えにタイミングを妥協しています。(参考記事:塾長いる?〜Discordボットを作る)

このような塾で生まれた成果物はGitHubで塾生と共有しています。
すべての人がプログラミングをすべきとは思っていませんが、Discordボットのような小さなプログラムを生成AIの力を借りて作る程度ならば、少しプログラミングのイロハを学べばできる人も多いと思います。
モノづくり塾は二刀流の生き方を提唱しています。コミュニティー運営をされている方の中には、より楽しい個性的なコミュニティーを作りたい方も多いと思います。プログラミング能力を身につけて二刀流を目指してみるのも良いのではないかと思います。ほんの少しの挑戦です。物事見るときの視点が増えるのは確実です。是非、小さな一歩を踏み出してください。そのお手伝いができるのがモノづくり塾『ZIKUU』という空間です。
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