コミュニティーのためのAIコーチ

私は先生と呼ばれるような立場でもないし、そういう職種でもありませんが、学習にはとても関心があります。基本的に独学が好きで、ギター作りもロードバイク作りもプログラミングも独学ですが、教師、先輩や同僚のアドバイスによって助けられたことが何度もあります。独学が主体なら、一から十まで教えてもらわない方がやりやすい。

教育=教えて育てる

学習=学び習う

私が大事だと思っているのは後者です。 10歳くらいまでは、学習の仕方を学ぶ時期だと思っていて、それ以降は本人の意欲に任せるのが良いと思っています。ただし、学ぶ環境は大人が用意しておいて、あちらこちらに散りばめておくのが良いです。ZIKUUが学べるものをたくさん散りばめているのも、この考えがあるからです。

昼間は忙しくて手が出せなかったアプリケーションの開発を始めました。名付けて「AIコーチ for Discord」というボット。

仕組みは簡単で、一日に一回、特定のDiscordチャンネルからユーザーのメッセージを吸い込んでデータベースに保存。AIを使って自動的にタグ付けし、AIを使ってユーザーごとのうるさくない程度のアドバイスを作成し、Discordチャンネルにまとめて投稿する。ボットがチャンネルに投げるの一日に1回だけ。これならうるさくない。

バックエンドにはダッシュボードがあって、LLMに渡すプロンプトのチューニング、RAGを使ったアドバイスの根拠付けなど行って、アドバイスの質を改善して行ける仕組みがある。

ZIKUUのような勉強するコミュニティーなら使えそうな仕組みです。面白いと思った人は是非良いアプリケーションを作ってください。

一度仕組みができてしまえば、コミュニティーの性質に合わせてチューニングできるように、チューニングができるポイントと仕組みを用意しておく。

完成したらZIKUUのプライベートチャネルで実験をして、いい感じに仕上がった時点で公開するつもりです。企業や学校でも使えるかもしれません。

今日のところは、Discordチャネルからメッセージを吸い込んでデータベースに保存することろまで進みました。

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