Nerveは神経のこと。
これは、ZIKUUの神経系を司るサーバーで、ZIKUU 内の複数アプリケーション(aicoach, vibe, whisper…)を 非同期イベントでゆるく配線する極薄レイヤー でで、以下の最小責務のみを担います:
- Incoming Event を受け取る
- queue に積む
- event_typに応じて Module を並列実行
- Module が放つイベントを再び queue に積む
Nerve はワークフローエンジンでも DAG でもなく、“イベントを流すだけ”のパイプライン です。
各パイプラインの出口は、内部形式のデータとして、最終的にはAI塾長が学習・参照するデータになります。これをすべて自動化することで、AI塾長が賢くなっていくことになります。
2025/12/1時点で想定しているパイプラインは、以下のイベントをトリガーとして動作します。
| 最終用途 | 中身 | ソース |
| A. 人格形成 | 文体・思考癖 | プログ、エッセイ、小説 |
| B. 知識形成 | 論文・教科書・知識 | ブログ、ZRL、教科書 |
| C. 暗黙知 | 手仕事・技能 | 動画、センサー、ログ |
| D. 情緒 | 心の状態・場の空気 | Vibe、音声感情 |
| E. 異常 | 逸脱・おかしさ | 日常の失敗談や人間の奇行、異常値 |
AI塾長のキャラクターを決めるデータがあれば、文書生成時に参照されるデータもあります。データの中には、書類の他に、動画からの文字起こし、外部の論文、場の雰囲気、暗黙知(これからの研究対象)、異常値などが含まれます。こういうものが、毎日、毎時、毎分、AI塾長に供給されることになります。
私が毎日のように活動記録を書くのも、小説や教科書を書くのも、VibeやWhisperを扱うアプリケーションを開発するのも、すべてここに向かっています。
こういうことをやる目的は、文明のバックアップ装置を作り上げる必要があるから。
バックアップがあれば復旧や複製ができます。
後世に残すことができれば、誰かの役に立つかもしれません。
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