絡合という日本的OS
日本には、昔から“全体が結び合って成り立つ”という感覚があった。縄文の人たちは自然を観察し、森も獣も人間も、互いに絡み合って循環していることを理解していたと言われる。 記紀の時代になると、この感覚は「むすひ(結び)」とい … 続きを読む
日本には、昔から“全体が結び合って成り立つ”という感覚があった。縄文の人たちは自然を観察し、森も獣も人間も、互いに絡み合って循環していることを理解していたと言われる。 記紀の時代になると、この感覚は「むすひ(結び)」とい … 続きを読む
朝の大通りは、いつものように大渋滞だ。前に進まない車の列。アクセルを踏んではブレーキ。ブレーキを踏んではため息。顔には不満、苛立ち、諦め、そしてまた怒り。 けれど、ふと横を見ると、反対車線はすいすいと進んでいる。まるで別 … 続きを読む
言葉を外に出すということ 文章を書くたびに思う。言葉は、外に出した瞬間から自分を縛る。あとで読み返すと、「おまえ、その言葉をちゃんと生きてるか?」と過去の自分に問いかけられるような気がする。 でも、その緊張が嫌いじゃない … 続きを読む
社会には、表舞台に立つ人がいる。政治家、経営者、クリエイター。みんな華々しい。でも、社会が壊れずに回っている理由は、そこじゃない。 世の中にある「盾」が、毎日フル稼働しているからだ。 ある日、郵便局で見たもの 60代の女 … 続きを読む
教育の目的は、立派な大人、考えられる大人、自立した人格を育てること 最近、高校のICT教育の一環で、生徒にiPadを購入させる学校が増えている。しかし、その負担は決して小さくない。十万円近い出費になることもあるので、家計 … 続きを読む
技術が魂を追い越した時代 AIが言葉を紡ぎ、画像を描き、音楽を奏でる。かつて人間だけが担っていたはずの「表現」を、機械がいとも簡単に再現してみせる時代になった。 だが、どれほど精巧なAIが現れても、その中に「祈り」は存在 … 続きを読む
時々、誤解される人がいるが、私はこのZIKUUを「やりたいから」やっているわけではない。気づいたら、そうなっていただけだ。 ある日突然、やる気が湧いたわけでもなければ、決意した覚えもない。いつの間にか、「これは自分がやる … 続きを読む
言葉が壊れると世界が壊れる いま、言葉が軽くなっている。ニュースの見出しも、SNSの投稿も、瞬間的に感情を刺激し、すぐに流れていく。多くの人が「伝える」よりも「拡散する」ことを目的に言葉を使い、誰もが発信者でありながら、 … 続きを読む
祈りを「行為」に戻す 祈りという言葉を聞くと、手を合わせて目を閉じる姿を思い浮かべるかもしれない。あるいは、宗教的な行為といった響きを感じるかもしれない。けれど、もともとの祈りは、もっと素朴で、日々の暮らしの中にある実践 … 続きを読む