AI倫理に関する雑な議論

AGIおよびASIといった超知能的なAIの登場で懸念される事態に関する議論があちらこちらで行われている。 私は、AGIと言われるものが完成する前に、電力で詰まるように気がしている。だからこそ、イーロン・マスクなどは、宇宙 … 続きを読む

保守派知識人と私の違い

―同じ方向を語りながら、実はまったく違う世界の見方をしている 一般的な保守派知識人の論考には、私が共感できる部分も多い。戦後の断絶を直視し、自主独立を願い、歴史の正統性を取り戻そうとする姿勢そのものは、私自身の問題意識と … 続きを読む

「生成AIがプロンプトの内容に関係なく肯定的に回答するのが怖い」という話

技術的な研究発表に過剰に不安視する話題でSNSなどで騒がれることがある。 一つ前の投稿で、物語ではなく構造を見ることをすすめているが、これもそれに関係のあるテーマだ。 知っていれば「まあ、そうなるだろうな」という話だ。 … 続きを読む

物語ではなく構造を

── 正義の興奮、印籠の製造工程、そして物語に支配される世界について はじめに 世の中は理念で動く、と言う人がいる。世界は議論で進む、とも言われる。 しかし、歴史を静かに観察すると、世界を動かしてきたのは、もっと単純で、 … 続きを読む

分際という言葉の心地よさ

― 自分の立ち位置で生きるということ ― 平等という言葉は、どうも日本人の身体感覚に合わない。制度の上では必要だけれど、日常の会話で使い始めると、どこかぎこちない。比べる言葉だからだ。 私がしっくり来るのは、やっぱり分際 … 続きを読む

安易な改憲論を捨てるべき理由

憲法の話をすると、たいていの議論は「九条どうする」「緊急事態条項を入れるべきだ」など、条文のレベルに終始する。しかし、条文の話だけをしている限り、永遠に核心には届かない。本来、憲法とは国家の骨格であり、国家の自己規定であ … 続きを読む

始末に負えない人〜独学のすすめ

地位も名声も金も要らぬ。始末に負えない男。 薩摩の西郷さんはそんな人だったらしい。 以前、週末科学者のすすめを書いたけれど、今回はその続きみたいな内容だ。 独学のすすめ 私は、プログラミングもギター作りも建築も溶接も、全 … 続きを読む

批判と提案のあいだにある沈黙〜その3

自分の自治をつくる 批判しても動かない社会。提案しても届かない制度。それなら、外側にもう一つの仕組みをつくるしかない。それが「自分の自治」という考え方だ。 自治とは、何かを管理することではない。自分の頭で考え、自分の手で … 続きを読む