最近、WireGuardからTailscale/Headscaleに移行してZIKUUのVPNですが、接続が安定しているので、いつでもどこからでも、塾のアプリケーションサービスにアクセスできるようになっています。
インターネットが遮断されるようなことがあれば、そうもいきませんが、そうならない限り、ZIKUUは自立したネットワーク環境になったと言えると思います。
自立とは、外部への依存を、内側の技術で置き換えること。
依存先を外部から内部に変更すること。
ICT領域でいえば、Google Driveからローカルで動くNextcloudへ、みたいな置き換えをやっていくことです。
この置き換えには、サーバーの管理、ソフトウェアのインストールや設定、バックアップの設計などの技術が必要です。
ZIKUU v1.0の全容に詳しく書いていますが、ここではその顔について書きます。
それが、ZIKUUのシステムの入口になるポータルサイトです。
ローカルサービス(一般)
ローカルで動いているGitea (GitHubのようなソフトウエア)で動くZIKUU Research Library/ZIKUU論文集/ZIKUU基礎教科書には、それぞれにGit ActionsがバックエンドのNerveに接続されていて、ここに入る知識はAI塾長に届けられます。
クラウドファイルはNextcloudで、Wiki資料館はWikijsで、メディアサーバーはKODIで、AIチャットはOpen WebUI+Ollamaで運用されています。
それ以外は、すべてZIKUUで開発したアプリケーションで、無効化されている部分は、開発終わっているものの配置が決まっていないもの、開発途中のもの、開発予定のものです。
カスタムアプリケーション群は、
- Radio Mind:SDRを使って受信したFMラジオ放送を文字起こしして知識化
- World Eye:世界のニュースを収集して知識化(開発途中)
- Earth Vision:JAXAのAPIを使って得た環境情報を知識化(開発予定)
- Whisper Playground:YouTube動画の音声トラックを文字起こしして知識化
- Vision Playground:画像解析の結果を知識化
- Vibe Playground:センサーネットワークで計測した環境データを知識化(開発途中)
- AI塾長:すべての知識を背景にコミュニティーメンバーと対話する伴走AI(開発途中)
- FruitChain:コミュニティーの経済システムと仮想通貨(開発予定)
- KAGURA:思考過程を見せるLLMオーケストレーションシステム(開発予定)
これらはすべてWeb UIを持ったアプリケーションで、これらの他に、軽量な認証サーバー(自作)、リレーショナルデータベース、Discordをインターフェースにしたアプリケーション(ボット)が5つほど動いています。

ローカルサービス(管理)
こちらは管理系のサービス。塾スタッフだけが利用できるアプリケーション群です。
ダッシュボードやコンソールとう名前のものは、たいていここに入ります。
3台のサーバーをリモート管理し、アプリケーション群の起動・停止・設定変更・監視などを行います。

ここまでがすべてローカルで動くサービスで、Docker コンテナ数が40個以上。
外部への依存を、内部の技術で置き換えるわけですから、オープンソースを使い、n8nやDifyのようなツールを使わずに、自家製のソフトウェアスタックで構成することで、外部の揺れからの影響を抑えています。
作ってはみたが使えそうにない、というプロジェクトもあるので、開発プロジェクトのリポジトリは80を超えています。
最終的に、コンテナ数は50を超え、開発プロジェクトのリポジトリは100を超えると予想されます。
一人で作ったチームみらいみたい?笑
ZIKUUは補助金や助成金は使いません。それも外部依存の一つなので。
ここまでが、将来、ZIKUU MiniやZIKUU Seedにパッケージ化して収められます。
外部のサービス
外界との接点はインターネットのサービスを利用します。
GitHubについては、いずれ内部のGiteaに吸収するかもしれませんが、オープンソースプロジェクトもあるので、外部への窓は開いておきます。それ以外は、ほぼWordPressブログ。ブログの投稿も、バックエンドの知識化パイプライン=Nerveを通じて、AI塾長に届けられます。

多くの場面で、クラウドAIを作業補助に使っていますが、それも将来は、内部のものに置き換えるつもりです。サブスクも外部依存ですから、それもゼロになるのが望ましい。