「良い縁があった」というときの「縁」です。

「因果」、「因果関係」という言葉はよく見聞きすると思います。「因」は原因、「果」は結果というように理解されます。あるいは「因」は種で「果」は果実のような理解かもしれません。

産まれたばかりの赤ちゃんは因です。無限とも思えるような可能性を持って産まれてきます。その赤ちゃんが様々な経験を経て学び立派な大人になります。これが果ですね。

元々、因果は仏教の概念でしたか。

実際に仏教で説かれているのは因と果だけではなく縁が含まれています。「因縁果」です。「因縁」は「いんねん」と読みます。

種だけあれば果実に実るわけではなく、種が一定の環境や条件があって果実が実るというのが「因縁果」です。「環境や条件」が「縁」です。

社会教育の一部としてのモノづくり塾は縁の部分にあたります。

良い縁になれたら良いなと思っています。

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