ここからは自力で完成まで

延べ10日間、1月25日の木曜日まで、大工さんの応援を得てモノづくり塾建屋の建築作業をしてきました。屋根が乗って室内は雨で濡れることはありません。

ここから完成までは水道周りの設備や電気工事を除けば、時々仲間の応援を得ながら自力で完成までやることになります。

金曜日は一日休んで体力を回復させ、1月27日の土曜日から作業再開しました。

まずは1階コンピューター室の床張りです。

スタイロフォーム落下止めの受けを土台と大引に取り付け、スタイロフォームを切って埋め込み、本実のある板倉材(壁材と同じもの)を張っていく作業。

実がキツくて事前に小加工をし、柱を避けるために切り欠きを入れ、一枚ずつ張っていきます。

この部屋には3Dプリンター、音楽制作システム、3D CADを動かすPC、AI研究用PCを置く予定です。

これに並行して雨樋を取り付ける屋根の鼻隠しや破風の塗装です。キシラデコールを2度塗りしました。

屋根の施工時に雨樋を取り付けるのですが、雨樋を取り付けてからでは塗装ができないので先にやっておきます。これで屋根屋さんがこちらの作業状況とは無関係に作業ができます。この日は暖かかったので塗装作業は苦労少なくやれました。

そしてロフト部分の床張りの準備です。ここには12mm厚の杉のザラ板を敷き詰めて固定します。

高所恐怖症の私には3メートル強の高さのここでも足場が危うくて怖いです。

地階で材料を切断、脚立を使っての材料の引き上げ、ロフト内で足場を確保しながら材料の運搬、柱を避けるための材料加工、釘の打ち付けという作業の繰り返しです。

こういう作業を一人でやるのは大変ですね。材料を加工のために移動するところから、施工作業、後片付けまでと朝から夕方まで目一杯動きます。

2月10日頃に、外壁材や内装材が届きます。それまでにできることはすべてやっておきます。

板倉工法の建築。塾のある上野原市では他に存在しないようです。物珍しさもあってか時々通りすがりに様子を覗いていく方や見学にお越しになる方がチラホラいます。

このモノづく塾『ZIKUU』という事業は、子供や若者、副業や脱サラをしたい大人などに未来の可能性や希望を掴むきっかけを提供する場を作るのを目的としています。そういう人々がここに集まって、みんなで右往左往しながら新たなことに挑戦する様子を想像しながら、そうなることを自分の希望と捉えてやっています。人は可能性や希望があれば明るく前向きに生きられます。そういう意味では今の自分はとても前向きに生きているのだと思います。

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