CPS (Context Pipeline Server)に蓄積されたブログの文脈束を、Pivot Serviceが持つ意味空間に投影する機能をFact Builderに追加しました。
これがCPSに保存されている文脈束。
一つのブログ記事から5つの文脈が抽出されています。

- Fact Builderは、CPS上で文脈束の抽出または再抽出を行うと、Nerveに抽出完了イベントを送る。
- Nerve Pipelineのハンドラーがそのイベントを捕まえて、Fact BuilderにFact Projection (意味空間への投影)処理を依頼する。
- Fact Builderは、多次元の観測軸を持ったFactを生成して、Pivot Gatewayに送信する。
- Pivot GatewayはPivot ServerにFactを保存する。
そんな処理が走ります。
結果的に、意味空間を複数の観測軸でスライスした景色が見られます。

意味空間の地図(ヒートマップ)から、偏り、ばらつき、集中などの特徴を検出して調査をすることになります。(AIと人間が同じ景色を見ます)

近々、ZIKUU Miniの実装を始めます。
ZIKUUのフルシステムに入っている、国際ニュースやJAXA衛星観測データは、一般的に使われるものではないので、ZIKUU Miniには、それらを除く一般的なものだけを入れることを標準仕様とします。
例えば、
- WordPressブログ
- Discord
- 内部資料 (ZIKUUの場合は、ZIKUU Document Library)
の3種類を標準データソースとします。
ブログには、日々の活動記録やエッセイが、Discordメッセージにはコミュニティ内のやり取り、判断の形跡が、内部資料には、運用や設計に関する情報が入っています。
これらの、原本・文脈・意味空間が人とAIが見るデータになります。
これは、コミュニティーの記憶を蓄積・利用・継承するAIシステムになるわけですが、企業ならば、DiscordがSlackになり、Wordpressブログが社内文書管理システムになるという違いがあるだけで、背後で動く仕組みは、ZIKUU MiniとZIKUUフルシステムで同じものです。
これは、収集したデータによって、文化・文明の色が決めるので、
- コミュニティーの記憶
- 地域の記憶
- 私の記憶
- 会社の記憶
- 研究所の記憶
- 学校の記憶
というように、用途を選ばず使えます。
この後、Discordと内部資料に対応したら、すでにPoCをやっているPRE (Pivot Reasoning Engine)の開発に本腰を入れます。